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曾祖父
私の父方の祖母の実父です。父の実家に写真が残っていました。明治期の貴重な写真ですね。祖母にとても似ていると思います。以下の話は、かなり前に父や伯父、叔母たちに聞いた話ですので、ちょっと細かいところに誤りがあるかもしれません。ご了承ください。

曾祖父は中番町の人です。井上という家だそうです。お花の先生をしていたと聞いています。若くして亡くなられたため、曾祖母は曾祖父の弟さんと結婚して家を守ったそうです。そういうことは昔はよくあることだったようです。祖母には妹さんがおりますが、妹さんの実父はその弟さんだと聞いています。
祖母は大阪の方へ丁稚奉公へ行ったとか、バレーボールをやっていたとかそんな話を聞いたことがありますが、どういう経緯で祖父と結婚したのかは分かりません。葉多町には井上姓の方が多いので、どなたかの親戚筋だったのかもしれません。
僕の記憶の中の祖母は、歌や絵が好きな明るくてやさしい人でした。この写真を眺めていると曾祖父もそんな人だったのかなあと思います。曾祖父が生きていたころ、明治のこのあたりはどのような風景だったのかと思います。
このブログのアイキャッチ画像は北播磨地域のどこかにあるような田園風景をイメージしてAIで生成しました。