Microsoft Office DA版とは
マイクロソフトオフィス(Microsoft Office)、ワード(Word)やエクセル(Excel)などがが含まれるパッケージですね。さまざまな形式で販売されており、昔はCDなどの光学ディスクドライブにプロダクトキーがついていましたし、少し前まではプロダクトキーが書かれたライセンスカードが付いていました。そしてここ2、3年くらいでDA(Digital Attach:デジタルアタッチ)版というものが出てきました。

DA(Digital Attach:デジタルアタッチ)版とは、マイクロソフトオフィスの新しいライセンス認証方式です。PCメーカーがPCを製造したときに、そのPCのシリアルナンバーやProduct Key ID(PKID)などの情報をマイクロソフト社に送信、マイクロソフト社はその情報にライセンスを紐づけし、管理はマイクロソフト社のサーバーで行います。従ってライセンス認証の際は、インターネットに接続されていることが必須になります。また個人向けモデルのPCの場合はマイクロソフトアカウントも必須となります。
PC購入時の初期ライセンス認証ですが、インターネットに接続された状態で、オフィス製品のどれか、ワードでもエクセルでも結構ですので起動して、あとは表示に従って操作すれば、サーバーと通信して認証完了となります。
DA版については日本HPのQ&Aページにかなり詳細に記載されていますので、ご参照ください。ちなみにロメオリンクス総研は日本HPおよびヒューレットパッカードエンタープライズの正規販売店ですので、HPの完全なるまわしものです。
再インストール手順
さて、先日PCの納品の際、DA版のマイクロソフトオフィスをライセンス認証しようとすると、オフィスがインストールされていませんでした。メーカーに問い合わせを行ないライセンスが確かにあることを確認し、再インストール作業を行ないました。以下がその手順なのですが、該当PCは法人向けモデルのため、個人向けモデルではもしかしたらやり方が変わるかもしれません。ご了承ください。
下準備として既にインストールされているOffice製品をすべてアンインストールします。以下のアプリが該当製品です。
・Microsoft 365 (Office)
・Microsoft 365 – ja-jp
・Microsoft 365 – en-us
・Microsoft OneNote – ja-jp
・Microsoft OneNote – en-us
・Office
インストールはMicrosoft Store アプリから行ないます。Microsoft Store アプリを起動してください。

Microsoft Storeにサインインしている状態では、インストールオプションが正しく表示されません。サインイン済みの場合は、サインアウトしてください。手順は、① プロフィールアイコン>②「サインアウト」を選択します。サインアウトできたら、Microsoft Storeアプリを再起動してください。

①「ライブラリ」>②「デバイスに含まれる」を選択します。ライセンスがあれば、③のあたりにマイクロソフトオフィスが表示されるはずです。青い「要求する」ボタンでインストールが開始されます。

手順は以上です。