超絶酷暑だった令和6年の夏
今年の夏は本当に暑かったですね。災害級の暑さと報道されていましたが、決して誇張ではなかったと思います。さらに言うと乾燥。報道等で全国のゲリラ豪雨や洪水の被害を知っていたのですが、うちの周辺は本当に雨が少なかったです。畑はカラカラ。夏野菜はみんな不振。元気なのはゴーヤとそして当記事の主役ツルムラサキだけ。
熱帯の植物ツルムラサキ
原産地は東南アジアの熱帯地方、道理で暑さに強いはずです。他の夏野菜がげんなりしているのにどんどん伸びて葉っぱも青々。病気はみられず、虫が多少食害しても元気。しょっちゅう葉っぱを切って食べてるのに新しい葉っぱがどんどん出てきます。植えっぱなしでもまったく大丈夫ですが、太い蔓を四方に伸ばして場所を取るので支柱を立てて這わせた方がよいと思います。まあ蔓が伸びて邪魔ならちょん切って、食べてしまってもよいかも。天ぷらとかにして食べるとおいしそうです。
おひたしにしてみた
おひたしにするのがいちばん一般的っぽいです。茹でてざっくり切って、だし醤油と塩昆布にあえただけでおいしかったです。
100 g あたりの主要栄養素
カロリー (kcal) 12
脂質 0.2 g
ナトリウム 9 mg
カリウム 210 mg
炭水化物 2.6 g
水溶性食物繊維 0.6 g
不溶性食物繊維 1.6 g
タンパク質 0.7 g
ビタミンC 41 mg
カルシウム 150 mg
鉄 0.5 mg
ビタミンB6 0.1 mg
マグネシウム 67 mg
※参考:日本食品標準成分表
さいごに
暑さにも乾燥にも病気にも虫にも強くてどんどん伸びるツルムラサキ。食べてもおいしいし栄養もあってかなりオススメの作物です。夏場に新鮮な葉野菜を食べられるというのもいいですね。そして秋めいて少し涼しくなってきた頃でも新しい葉っぱが出てきているので、まだまだ食べられます。来年も酷暑にならないとも限らないので、土地が余っている人は栽培してみてはいかがでしょうか?